校章、校歌
 
校章

 昭和23年1月、教師とクラス代表からなる帽子記章審議会で、生徒の図案をもとに作成されました。

「水」を黄金分割に基づいて型どったものです。


校歌

茨城県立水戸第一高等学校 校歌   

古賀快象 作詞
片岡亀雄 作曲

1.旭輝く日の本の
   光栄(はえ)ある今日のそのもとは
       義人烈士の功績(いさおし)ぞ
   忠孝仁義の大道を
      貫く至誠あるならば
        天地も為に動きなん

2.世界にきおう列強と
   ならびて進む帝国の
       基礎(もとい)は堅忍力行ぞ
   花朝月夕つかのまも
      古人に恥じぬ心して
         ゆめ怠るな一千人

 


 

明治41年(校長:菊池謙二郎),10月に校歌の歌詞を生徒から募集したが,1.2等に該当するものがありませんでした。そこで改めて職員から作品を募集し,古賀快象作の今日の校歌が生まれ,11月11日に発表された。現在のものと,若干「行変え」や「仮名ふり」などが違うだけで,現在まで歌い継がれています。(※参考)

明治41年発表当時の歌詞

1 旭輝く日の本の 光栄(はえ)ある今日のそのもとは
  義人烈士の功績(いさおし)ぞ 忠孝仁義の大道を
  貫く至誠あるならば 天地も為に動きなむ

2 世界に競(きお)ふ列強と 駢(なら)びて進む帝国の
  基礎(もとい)は堅忍力行ぞ 花朝月夕つかのまも
  古人に恥ぢぬ心して ゆめ怠るな六百人

※第二次大戦後,しばらくは戦後の自主規制によって歌われなかったが,昭和25年ころから1番だけが歌われるようになった。1,2番とも歌われるようになったのは昭和40年代後半からである。
 また,昭和53年(創立100周年),一部の生徒から校歌廃止運動が盛り上がり,学苑祭の「集い」で「校歌問題模擬裁判」まで発展した。