クラスマッチ今昔 1 2016.6.1
 6月1日(水)、クラスマッチを実施しました。
 本校では長い間、昼休みにクラスマッチを実施してきました。1969(昭和44)年に本校の映画研究会の生徒によって撮影された8mmフィルムの映像(栗山真氏[S46卒]寄贈)にもクラスマッチの様子が写っていますので、少なくとも47年前には昼休みのクラスマッチが行われていたことになります。
 写真は、クラスマッチの応援後、グラウンドから体育館前に上がる坂をのぼって教室に戻る当時の生徒の様子です。制服が自由化される前で、男子生徒は白のワイシャツに学生服の黒ズボン、女子も紺(又は黒)のスカートを着用しています。
 温暖化が進んだ近年では6月でも高温になることも多く、また、昼食時の短時間での実施上の課題もあって、主に健康・安全面からクラスマッチの在り方についてクラスマッチ委員会等で検討を進めてきました。その結果を受けて、学校として本年度からクラスマッチを1日で実施することとし、本日開催する運びとなりました。
 坪井海南都クラスマッチ委員長(3年)を中心に、新しい水戸一高の伝統を築くという明確な意識を持って、素晴らしいクラスマッチが運営されています。
 
クラスマッチ今昔 2 2016.6.2
 クラスマッチでは、運動の苦手な生徒も活躍できるよう、運動競技だけでなく文化的競技(オセロ・水戸郷土カルタ)も実施されました。
 オセロは本校OBの長谷川五郎さん(S31卒)が考案したゲームで、「オセロ」の名は英文学者であった長谷川さんのお父さんがシェークスピアの劇『オセロ』から引用して命名したといわれています。白人のデズデモーナ(白石)の夫で黒人将軍のオセロ(黒石)が緑の平原(緑のゲーム盤)で勇猛果敢に戦うイメージから名づけられたそうです。
 オセロ会場は、本校OGの妹島和世さんが設計した江山閣。ガラスの壁面には特活部長の川野邉先生(芸術科)が揮毫した「覚えるには一分 極めるには一生」という標語が掲げられています。
 生徒50名がエントリーし、日本オセロ連盟水戸支部からお借りした公式オセロを使用して競技が行われました。熱戦を制して優勝したのは三戸陽色さん(3年)。三戸さんには、日本オセロ連盟会長賞として公式オセロが授与されました。
 
クラスマッチ今昔 3 2016.6.3
 今年のクラスマッチは,1日で実施する初めての開催であったため,クラスマッチ委員会が特に次の2点に知恵を絞り,企画を練ってきました。1つが「予定時間内に終了するよう円滑に進行すること」,もう1つが「早い段階で敗退した生徒が暇をもてあますことがないようにすること」です。
 その結果,10分刻みの綿密なタイムスケジュールや審判のシフトが組まれるとともに,オープン種目・有志参加可の「ストラックアウト」と「長縄跳び」が設けられました。
 また,「招集時間を守り,余裕をもって行動(タイムマネジメント)すること」など5条から成る生徒心得が委員会で定められ,全校生徒に周知徹底されました。
 その結果,8:30の開会から15:30の閉会まで,予定通りのスケジュールで円滑に進みました。たとえば,男女サッカー種目では,試合時間8分間,交代時間2分間で6コート各22展開,計132試合が行われました。これに関わった選手・審判・委員は千人を超えますが,寸分の遅れもなく進行できたことは「凄い!」の一言に尽きます。中でも,本部で全体をしきった坪井委員長はじめ総括係の委員諸君の働きは見事でした。
 写真は有終の美を飾った選抜リレー決勝のゴールの様子です。1着の35組のアンカー勝山桂多君は,先日の県高校陸上男子100Mで6位に入賞し関東大会に出場するアスリート。100M10秒台のスピードランナー勝山君の疾走は圧巻でした!
 
水戸一高・芸術の世界 1 2016.6.3
 本校芸術科には,音楽・美術・書道それぞれ1名,合わせて3名の先生がいます。水戸一高生は、芸術の授業で3科目の中から選択することができ、東京芸大など芸術系の大学に進む卒業生もいます。
 また、部活動でも吹奏楽・美術・書道で専門の先生から指導を受けることができます。県内でもこのように芸術科の指導者に恵まれた高校は限られています。
 クラスマッチのオセロ会場に掲げられた標語を揮毫した川野邉泰司先生は、「泰雲」という号で創作活動を行っており、日展に8回入選するなど本県を代表する書家の1人です。
 写真は、今年1月に東京都美術館で開催された「TOKYO 書 2016」展に出品された川野邉先生の大作です。川野邉先生はこの作品について、「東京都美術館の幅7m高さ3mという広大な壁面を自由に使えるという企画展の依頼を受け、構想から制作まで1年をかけた作品です。40枚は書きました。「生々流転誰呼夢」の詩文は夏目漱石です。ただ、私にとっての「見果てぬ夢」とは、それは、遙か彼方、横山大観の壮大な水墨絵巻です」と述べています。
 
水戸一高・芸術の世界 2 2016.6.6
 平成25年度まで本校の芸術科(美術)教諭としてお勤めになっていた町田博文先生の油彩画展が,6月7日(火)まで京成百貨店アートギャラリーで開催されています。
 町田先生は,高校で美術を教える傍ら創作活動に打ち込んでこられ,2度の日展特選をはじめ数々の賞を受賞された他,日展審査員・茨城県美術展覧会副会長を勤めるなど本県を代表する画家としてご活躍されています。
 ヨーロッパの風景を背景にした人物画を多く描かれていますが,風景も人もしっかり見て描くことにより,「生きる喜びなど前向きな精神を絵で表現したい」と町田先生は述べています。
 本校の玄関ホールには,町田先生から寄贈された大作「湖畔の冬」が展示されています。オーストリアのザルツカンマーグートの風景をバックに女性を描いたもので,気高い精神性を感じさせる素晴らしい作品です。このブログで後ほど紹介したいと思います。
 
茨城新聞記事「オセロ 頭脳で勝負」 2016.6.6
 
卒業生の活躍 2 京都大学硬式野球部 樋川 大聖 投手 2016.6.7
 本校硬式野球部のOBは,大学に進学してからも野球部でプレーを続ける選手が多くいます。
 現役の大学生では,北海道大1名,東北大3名,筑波大1名,茨城大3名,千葉大2名,京都大1名,立教大1名,明治大1名,立命館大1名が硬式野球部に在籍しています。この他,秋田大医学部や筑波大の準硬式野球部で活躍するOBもいます。
 高校野球に打ち込みながらも燃え尽きることなく,大学入試という難関を乗り越えた後,再び野球の世界で活動するOBが多いのは,文武両道を掲げる本校硬式野球部ならではのことだと思います。
 中でも,京都大学硬式野球部の樋川大聖君(工学部2年,本校H27卒)の関西学生野球春季リーグにおける活躍は見事でした。樋川君は本校硬式野球部でも投手として活躍し,最後の夏の大会1回戦では鉾田二高から勝利をあげた選手です。現役合格後,硬式野球部に入部し,2年になったこの春のリーグ戦では4試合に登板しました。甲子園組がひしめく強豪校相手に勝ち星こそあげることはできませんでしたが,防御率2.83はリーグ全体の8位で堂々投手10傑に名を連ねています。
 特に,優勝した立命館大相手に1-2で惜敗したものの,延長10回を投げきった快投は見事でした。立命館のラインナップを見てみると,日大三,天理,今治西などの甲子園常連校出身者が並んでいます。
 来年以降も,東京大や京都大等に進学して野球を続ける選手が出るものと期待しています。
 頑張れ,水戸一高硬式野球部OB!!
 
全国高校総体サッカー水戸地区予選 2016.6.8
 5月18日(水),全国高校総体サッカー競技水戸地区予選代表決定戦が,鉾田市総合公園陸上競技場で行われ,本校はシード校の勝田工業と対戦しました。
 3年生はこの大会を最後に現役を引退する選手も多く,このチームでどうしても県大会に出場したいという気持ちを前面に出して戦いました。
 相手ゴール前で何度かチャンスを迎えましたが得点には至らなかった一方,ディフェンスがねばり強い守りを見せて互角の試合展開を繰り広げました。
 延長戦を終えて両チームとも無得点,健闘むなしく本校はPK戦で敗退しました。
 あと一歩というところで涙をのんだサッカー部諸君の試合ぶりを讃え,ロベルト・バッジョの「PKを外すことができるのは,PKを蹴る勇気を持った者だけだ」という言葉を添えました。
 頑張れ,水戸一高サッカー部!!
 
合唱同好会,水戸地区高校音楽会に出演 2016.6.9














 6月9日(木),県民文化センターで第37回高校音楽祭が開催され,本校の合唱同好会と吹奏楽部が出演しました。
 午前の部に出演した本校合唱同好会は混声三部合唱(指揮:高橋龍之介君[3年],伴奏:佐伯日菜子さん[2年])で、「「静かな雨の夜に」より夢」,「ひまわりの約束」の2曲を披露しました。美しいハーモニーと見事な指揮ぶりに,会場から大きな拍手が湧きおこりました。
 ブラボー!! 水戸一高合唱同好会!!
 
外務省高校講座「日米のカケハシとなって」 2016.6.10
 6月9日(木),1年生を対象に外務省高校講座が実施されました。この講座は,全国で国際交流やグローバル教育を推進する高校を対象に,外務省が外国での勤務経験のある職員を派遣して講演を実施するものです。
 講師の川口耕一朗先生(外務事務官)は,総合外交政策局海上安全保障政策室に所属され,先日のG7外相会議で海洋安全保障に関する文書作成を担当されたり,オバマ大統領と安部首相の広島訪問の広報担当として日米間の歴史的瞬間に立ち会われたそうです。
 川口先生は,14歳の時にお父様の仕事の関係で渡米され,ワシントンDC郊外の高校を卒業後,帰国して東京大学に入学されました。2009年東京大学法学部を卒業された後に外務省に入省され,2011年イェール大学大学院留学,2013年在米日本大使館勤務を経て2015年から現職についておられます。
 講演では,ご自身の留学の経験を踏まえ,英語をどのように身に付けていったのか,米国人とのコミュニケーションで留意すべき点は何か,学生時代の経験が現在の仕事にどう活かされているか等についてわかりやすくお話しいただきました。
 来春のアメリカ研修に参加希望する生徒も多くいる1年生は,とても熱心に聴講していました。講演の後の質疑では沢山の質問が出され,2時間10分の講演会は熱く幕を閉じました。
 
よく頑張りました,クラスマッチ委員会 2016.6.13
 水戸一高生の良いところ。輝く瞳,はじける笑顔,そして何事も自分たちでやろうとする心意気。
 1日で行う初めてのクラスマッチを見事にやり遂げた委員の皆さん,ご苦労様でした。
 
第68回学苑祭 Innovate -巻き起こせ!ミトイチセンセーション! 2016.6.14
 なぜ,毎年多くの中学生が水戸一高を目指すのでしょうか。なぜ,水戸一高の卒業生の多くが,母校での高校生活をかけがえのない輝かしいものとして振り返るのでしょうか。
 それは,水戸一高での学校生活が,素晴らしい仲間たちとともに形作られる豊かなものであることに加え,その中で育まれた力がその後の人生において大きく羽ばたく礎となり,一人一人の未来を拓いていくからに他なりません。
 「学苑祭」と「歩く会」は水戸一高の二大行事であり,どちらの行事も全校の生徒・教職員が一体となって取り組み,本校の歴史と伝統を織りなしてきました。特に,今年で第68回を数える学苑祭は,本校の特色である「自主自立」の精神が最もよく発揮される学校行事であり,生徒会役員や実行委員の生徒たちが中心となって企画運営に当たるとともに,各クラス・各部等がそのアイデンティティを発揮すべく,創意工夫をこらし,長い時間と膨大なエネルギーを費やして準備を進めているところです。
  今年の学苑祭のテーマ「Inovate -巻き起こせ! ミトイチセンセーション!-」には,学苑祭を水戸一高の未来について考えるきっかけにしようという熱い思いが込められています。
 6月25日(土)・26日(日)の両日,会場のあちこちに本校生が工夫をこらしたイノベーションの芽が出るものと思います。皆様のご来場をお待ちしています。
 
茨城県数学教育研究会公開授業 2016.6.15
 6月15日(水),茨城県数学教育研究会の公開授業が本校で行われました。
  茨城県数学教育研究会は小・中・高・大の数学教育に関わる教員や研究者の連合組織で、年に2回研究大会を開催しているということです。
 水戸地区で開催された本年度の前期大会では、河和田小学校、赤塚中学校、水戸一高で公開授業が行われ、県内各地から多くの先生方や大学生が参加しました。
 本校では、1年生2クラス、2年生1クラス、3年生1クラスで公開授業が行われました。
 参観された佐和高校の額賀俊光校長先生(茨数研副会長、元本校数学科教諭[H8.4~H16.3])は、「ひさしぶりに水戸一高に来たが、生徒は集中して授業によく取り組んでいる。先生方もとてもよい授業をしているので、水戸一高のみならず広く県内の数学教育をリードしてもらいたい」と述べていました。
 
第3回生徒集会表彰伝達  2016.6.16
 6月16日(木)に行われた第3回生徒集会では,次の表彰伝達を行いました。
○全国高校総体・関東大会登山県予選
   男子 第1位,女子 第2位
○アマチュア無線 
 ・2016高等学校ARDF競技大会 関東・東北地区大会
  144MHz帯 
男子個人 第2位,第3位
                              女子個人 第3位
                              学校対抗 優勝
 ・2016高等学校ARDF競技大会 北関東地区大会
  Fox-O部門
   男子個人 第3位  
                                女子個人 優勝,第2位,第3位
                                学校対抗 第1位
                        ・第68回無線技術競技会
                            方向探知M19 第2位,第4位,第5位,第7位
                            方向探知W19 第1位,第2位,第3位,第4位
                       ○第29回茨城県高校将棋竜王戦
                            B級 1組 第1位,第3位 3組 第2位,第4位
                       ○全国高校総体弓道県大会
                         女子団体 第3位

 
関東高校陸上競技大会 男子800m第1位 2016.6.20
 6月17日(金)から本日まで,関東高校陸上競技大会が東京の駒沢オリンピック公園総合運動場で開催されています。
 本校からは,男子100m,200m,800m,1500m,4×100mリレー,4×400mリレー,女子7種競技の計7種目に出場しました。
 このうち,19日の男子800mに出場した木村佑君(3年)が見事第1位となり,インターハイ出場を決定しました。木村君は,昨秋の関東高校選抜新人陸上男子1500m第1位に続く快挙を成し遂げました。おめでとう!!
 このほか,17日に行われた男子4×100mリレーには,松本隆臣君(2年)・勝山桂多君(3年)・坂本和也君(3年)・藤武直樹君(3年)の4名が出場,自己ベストの41秒86という好タイムで快走しましたが,惜しくも決勝進出はなりませんでした。本校チームは県大会では第3位でしたが,当日の記録は,茨城県から出場した6校の中では最もよいタイムでした。
 自分たちの力を出し切ってこれまでの記録を更新しながらもなお決勝進出にあとわずか手が届かなかった結果に,勝山君の目に浮かんだ涙が印象的でした。
 陸上競技部の皆さんの健闘を讃え,カール・ルイスの「誰かがやるはずだった。その誰かになりたかった」という言葉を添えました。
 よく頑張りました,水戸一高陸上競技部!!
 
陸上競技部員が来室しました 2016.6.22
 6月22日(水),関東大会に出場した陸上競技部の選手の皆さんが校長室に挨拶に来てくれました。
 ベストの走りができて達成感を感じている選手がいる一方,関東大会という大舞台で力を出し切ることの難しさを痛感した選手もいたようです。
 2年生の松本隆臣君は「よい成績を残した先輩たちを受け継いで,自分たちも頑張っていきたい」と話していました。
 いずれにしても,今回の経験は皆さんのかけがえのない財産になったものと思います。私にとっても,駒沢オリンピック公園で皆さんの快走を見ることができたことは良い思い出となりました。
 今年のインターハイのスローガンは,「美しく咲け君の笑顔と努力の華 2016 情熱疾走 中国総体」。男子800mに北関東代表として出場する木村佑君にぴったりのスローガンです。木村君のインターハイでの活躍を祈ります。
 頑張れ,木村選手 at  2016 情熱疾走 中国総体!!
 
夏の高校野球組合せ決まる 2016.6.23
 6月23日(木),第98回全国高校野球選手権茨城大会の組合せ抽選会が行われ、夏の大会の組合せが決定しました。
 本校は9日(土)に1回戦で高萩清松高校と対戦することになりました。日立市民球場の第2試合、試合開始時間は12:20の予定です。
 1回戦を勝ち上がると、2回戦は13日(水)の水戸市民球場第3試合で、第2シードの霞ヶ浦高校と対戦することになります。
 霞ヶ浦高校(この時も第2シード)とは平成20年の夏の大会4回戦で対戦し、4-6で惜敗しました。翌日この試合を報じた新聞記事は、次のような一文で結ばれています。
 「ベンチ裏の冷たいコンクリートに座り込んだナイン。すすり泣く声がこだました。OBで「学生野球の父」と称され、名記者としても知られる飛田穂洲は、後輩たちの姿をこう書くだろう。「甲子園が無謀な夢ではないことを感じさせる立派な試合だった」」(平成20年7月20日付 茨城新聞)。
 まずは1回戦の高萩清松戦に、必勝を期して全力で臨みたいと思います。
 頑張れ,水戸一高硬式野球部!!
 ※写真は6月5日の水戸市内大会2回戦対水城高校の試合。市村投手が好投するも、2-5で惜しくも敗退。
 
キャンパス点描 4 飛田穂洲胸像 2016.6.24
  「学生野球の父」と称される飛田穂洲(本名忠順)は,1886(明治19)年に茨城県東茨城郡大場村(現在の水戸市大場)に生まれました。1907(明治40)年に本校の前身である茨城県立水戸中学校を卒業し,早稲田大学に進みました。
 穂洲は, 水戸中学校・早稲田大学で野球選手として活躍し, 大学時代は主将を務めました。その後,早稲田大学野球部監督(1919~1925年)となって,シカゴ大学に勝利するなど早稲田の黄金時代を築きました。
 1926(大正15)年からは朝日新聞嘱託として筆をとり,以後,40年にわたって学生野球を見,評論し続けました。特に,甲子園のネット裏から高校野球にそそいだ眼差しと論評には,独特の滋味があったといわれています。
 その野球論の特徴は,「一球入魂」「快打洗心」という言葉で知られるように,精神性の重視にありました。穂洲は著書の中で,「人の行う野球である限り,人の心がものをいう。ゆがめられた心に正しい技術は生まれない」(『“魂の野球”を想う』)と述べています。
 飛田穂洲の胸像は, 本校のグラウンドを見下ろせる場所に立ち,彼の教えを継承する後輩たちを見守っています。その傍らに立つサトウハチローの詩碑「飛田穂洲先生を偲ぶ」には,次のような詩文が刻まれています。

   はじめの詩
  ひとつのものを つらぬくことのすばらしさ
  ひとつのものに 何から何まで打ちこむうつくしさ
  ひとつのものを 大事にそだてるやさしさ きびしさ
  ひとつのもの以外 ふりむかないガンコさにも われわれは笑顔と拍手をおくろう
  ひとつのもの ただひとつのもの
  ひたむきにそれと取り組んできた人
  その人にわたしはいままでしたことのない おじぎをする (以下略)
 
第68回学苑祭開幕!! 2016.6.25
  本日、8時50分から始まった恒例の「集い」を皮切りに、第68回学苑祭が幕を開けました。
 「集い」では、半年かけて練り上げられた1時間に及ぶプログラムが映像やステージで展開された後、次のような開会宣言がなされました。
  「水戸一高をより良い学校にするために、私たちにできることは何か。過去にこの場所で過ごしていた人たちもきっとこの問いに向かい合い、未来の水戸一高の糧となるよう、古き良き一高の伝統を未来に繋げ、その文化を築いてきました。
 水戸一高の未来はどうなっているのか、それは誰にもわかりません。ですが、それをより良いものにしたいという思いを胸に持ち、行動することは必ず素晴らしい未来への扉を開く鍵になるはずです。
 みなさん、この学校をより輝かせるために、この学苑祭を機に水戸一高の未来を考えてみませんか?
 ここに第68回学苑祭の開会を宣言します!!」
 「集い」が終わる頃には朝方の雨も上がり、11時の一般公開が始まる前から、たくさんの来校者の皆さんにお集まりいただきました。写真は入場する来校者の皆さんの様子です。
 今年のテーマは、「Innovate -巻き起こせ!ミトイチセンセーション!-」。来校者の皆様に、イノベーションの精神を感じていただける学苑祭になることを期待しています。
 
水戸一高・芸術の世界 3 2016.6.26
 6月25日(土)、学苑祭で、「Music Lovers」コンサートが音楽室で行われました。出演者は、本校生と吉成先生で、ギター独奏、混声合唱、クラリネット独奏、弦楽四重奏、オーボエ独奏、ピアノ独奏が披露されました。
 本校生の中には、小さな頃から楽器等を習っていて高いレベルの演奏技術を身に付けた生徒もおり、音大・芸大に進学したり、音楽家として活躍している卒業生もいます。
 このコンサートの司会と解説及びクラリネット演奏を行った吉成隆一先生は、本県を代表する音楽の指導者です。吉成先生は、西ドイツ国立芸術大学で学ばれた後、京都市交響楽団、京都市芸大・武蔵野音大講師等を経て本県の高校教諭となり、長年にわたって指導にあたられてきました。平成24年から本校に勤務されており、音楽が大好きな生徒を育てています。
 学苑祭に芸術の香りを添える素晴らしいコンサートでした。
 Bravissimo! Music Lovers!
 
第68回学苑祭 第2日スタート! 2016.6.26
 6月26日(日),第68回学苑祭の2日目がスタートしました。
 晴れ上がった爽やかな夏空の下,今日も大勢の来校者をお迎えして,午前9時から一般公開がスタートしました。
 9時30分から始まったパティオで吹奏楽部の演奏も,大勢の観衆を集め喝采を浴びていました。
 校内に元気な歓声が溢れ,水戸一高は一足早く熱い夏を迎えています。
 盛り上がっています,学苑祭!
 
三の丸大賞は書道部に! 第68回学苑祭閉幕 2016.6.26
 2日間にわたって開催した第68回学苑祭も,盛況のうちに幕を閉じることができました。2日間の来場者総数は,6,352人。沢山の皆様に来場いただき,誠にありがとうございました。
 14時半に一般公開を終了した後,体育館で恒例の閉会行事「あとのまつり」(通称「あとまつ」)が行われました。長い時間をかけて制作した映像やダンス同好会のパフォーマンスを交え,趣向をこらしたプログラムで大いに盛り上がる中,受賞団体が次のとおり発表され表彰が行われました。
 ○三の丸大賞 書道部
 ○3学年 大賞 37組  準大賞 32組,34組
 ○2学年 大賞 27組  準大賞 24組
 ○1学年 大賞 12組  準大賞 15組
 ○有志団体 大賞 吹奏楽部  準大賞 天文部
 ○喫茶団体 大賞 18組
 三の丸大賞を受賞した書道部の部長 青木満里奈さん(3年)と副部長 西尾美咲さん(3年)は,「有志大賞・準大賞に選ばれず,悲しくて泣いてしまいました。三の丸大賞で書道部の名前を呼ばれたときは,驚くとともに今までの活動の思い出がよみがえってきて,また泣いてしまいました。顧問の川野邉先生にはとても感謝しています」と述べていました。
 三の丸大賞おめでとう,書道部!!
 素晴らしい学苑祭となりました。学苑祭実行委員の皆さん,実によく頑張りました。ありがとう。
 
新幟見参,水戸一高応援団発進!! 2016.6.27
 今日は昨日までの学苑祭の代休ですが,学苑祭実行委員の生徒等が後片付けに登校して朝早くから活動しています。
 応援団も結集,川野邉先生揮毫の新しい幟の下,7月9日の1回戦に向けて練習を本格化します。
 水戸一高らしい応援の一つに,団長の「水高はこれから波に乗る」というかけ声の下,2つの大きな幟を持った団員がスタンドを縦横に駆けめぐり,応援団がウェーブをおこすというものがあります。この応援は,私が本校に在学していたころに始まったと記憶しており,古い卒業アルバムを見たところ,1975年夏の応援には使われているのが確認できました。
 2つの幟には,「図南」(となん),「抜山蓋世」(ばつざんがいせい)という文字が書かれています。「図南」は「鵬(おおとり)が南方に向かって翼を広げようとする意から,遠くの地で大事業をしようとすること」という意味。「抜山蓋世」は,「力(ちから)山を抜き気は世を蓋(おお)う」という『史記』の一節で,「気力の盛んなこと」を表しています。
 このうち「図南」については,「野球部が甲子園をめざす」,「水戸一高生が広く世界へ羽ばたいて活躍する」という思いが込められており,長く卒業アルバムの表紙に使われるなど,校是に準ずる言葉として定着し,現在に至っています。
 
よく頑張りました,学苑祭実行委員会 2016.6.29
 大きなことをみんなでやる時の秘訣は、「見えるところではみんなでやる。見えないところでは自分がやる」ということ。
 実行委員の皆さん、実によく頑張りました。あっぱれ!!
 
朝日新聞記事「粒々辛苦 水戸一高の夏 上」 2016.6.30
 
朝日新聞記事「粒々辛苦 水戸一高の夏 中」 2016.6.30
 
朝日新聞記事「粒々辛苦 水戸一高の夏 下」 2016.6.30
 
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