第15回ランチタイム・ビブリオバトルat校長室 2017.11.3
 10月18日(水)、各クラスから生徒8名が集まり、それぞれ選んだ本についてプレゼンしました。
 エントリーされた8冊は、次のとおりです。
・本田真美『医師のつくった「頭のよさ」テスト 認知特性から見た6つのパターン』光文社新書
・島田裕巳『なぜ八幡神社が日本で一番多いのか』幻冬舎新書
・谷口忠大『ビブリオバトル 本を知り人を知る書評ゲーム』文春新書
・安部博枝『自分のことがわかる本』岩波ジュニア新書
・島村英紀『火山入門 日本誕生から破局噴火まで』NHK出版新書
・鈴木敏夫『ジブリの仲間たち』新潮新書
・百田尚樹『雑談力』PHP新書
・成毛眞『理系脳で考える AI時代に生き残る人の条件』朝日新書
 参加者による投票の結果、第15回のチャンプ本には、13組の山内舜太君(写真、左から3番目)の推薦した百田尚樹『雑談力』(PHP新書)が選ばれました。以下は、山内君のコメントです。
「私が紹介するのは、百田尚樹さんの『雑談力』です。突然ですが皆さん、雑談で人を楽しませるのって難しくないですか? この本は誰でも人を引きつける楽しい話ができるようなコツや技術が書かれていますが、一番大事なのは経験だと書かれています。難しいですね。では、様々なポイントの中で私が興味を持ったものについて話します。それは、失敗談をすることです。失敗談をするのはなかなかに度胸がいります。たとえば私でいうと、卓球部に所属していたのですが諸事情で、ふざけて下着だけの状態で卓球をやっていたのを顧問に見られて、がっつり怒られたことのように。あなたの雑談の即戦力となりうる情報が詰まった一冊なのでぜひ読んでみてください。」
 
第16回ランチタイム・ビブリオバトルat校長室 2017.11.6
 10月26日(木)、各クラスから生徒7名が集まり、それぞれ選んだ本についてプレゼンしました。
 エントリーされた7冊は、次のとおりです。
・渡辺祐基『ペンギンが教えてくれた物理の話』河出ブックス
・長谷川英祐『働かないアリに意義がある』Xメディアファクトリー新書
・百田尚樹『戦争と平和』新潮新書
・岩田昭男『Suicaが世界を制覇する -アップルが日本の技術を選んだ理由-』朝日新書
・関孝夫『博物館の誕生 -町田久成と東京帝室博物館-』岩波新書
・和田秀樹『感情的にならない本』新講社ワイド新書
・前野隆司『幸せのメカニズム 実践・幸福学入門』講談社現代新書
 参加者による投票の結果、第16回のチャンプ本には、12組の安食春花さん(写真、右から4番目)の推薦した渡辺祐基『ペンギンが教えてくれた物理の話』(河出ブックス)が選ばれました。以下は、安食さんのコメントです。
「生態学と物理学、真逆の2つを化学反応させたまったく新しい学問。それが著者の語る「ペンギン物理学」なのです。「マグロの時速は100km/hではなく約7km/h」「マンボウは浮き袋なしでも浮力を保つ」「アホウドリは46日間で世界一周する」というような一見意外で不思議な結果も、物理学と生物学をあわせることですっきりと説明され、著者がわかりやすくユーモラスに説明してくれます。参考書の中の物理ではなく、大自然の中の生きた物理に触れることによって、より物理が身近な存在になること間違いなしです。物理が苦手な私でも楽しく読み終えることができ、あまり気負わず気軽に読める本になっています。物理が好きな方はもちろん、苦手な方にも手にとってもらいたいおすすめの本です。」
 
第17回ランチタイム・ビブリオバトルat校長室 2017.11.6
 10月27日(金)、各クラスから生徒5名が集まり、それぞれ選んだ本についてプレゼンしました。
 エントリーされた5冊は、次のとおりです。
・曾野綾子『人間の愚かさについて』新潮新書
・長江貴士『書店員X「常識」に殺されない生き方』中公新書ラクレ
・羽生善治『人工知能の核心』NHK出版新書
・太宰治『人間失格』角川文庫
・古田敦也『「優柔不断」のすすめ』PHP新書
 参加者による投票の結果、第17回のチャンプ本には、15組の瀧公平君(写真、左から2番目)の推薦した羽生善治『人工知能の核心』(NHK出版新書)が選ばれました。以下は、瀧君のコメントです。
「この本は、プロの将棋棋士である羽生善治さんがNHKと共同で作ったものです。近年、人工知能が注目されていますが、私達は人工知能とどうつき合っていけば良いのか羽生さんが語っています。人間にあって人工知能にないものは「美意識」だと言います。人工知能が導き出した答えに私達人間は、生理的に倫理的に納得できないこともあるでしょう。このときに私たちに求められるのはどこまで人工知能を信じるのかという判断力です。将来、医師や弁護士までもが人工知能にかわると考える研究者もいます。人の命や人生に関わることを全て人工知能が決めたら、その責任はどこにあるのか。人工知能が広まった世界に生きるのは、便利なようで、難しいのかもしれません。
 
第18回ランチタイム・ビブリオバトルat校長室 2017.11.9
 10月30日(月)、各クラスから生徒4名が集まり、それぞれ選んだ本についてプレゼンしました。
 エントリーされた4冊は、次のとおりです。
・一川誠『「時間の使い方」を科学する』PHP新書
・堀江貴文『すべての教育は「洗脳」である』光文社新書
・藤原正彦『日本人の誇り』文春新書
・リチャード・ドーキンス『進化とは何か』ハヤカワ文庫NF
 参加者による投票の結果、第18回のチャンプ本には、18組の増山優さん(写真、右から2番目)の推薦した一川誠『「時間の使い方」を科学する』(PHP新書)が選ばれました。以下は、増山さんのコメントです。
「皆さんは時間に追い込まれるほど、やらなければならないことがあるのになぜか違うことに熱中してしまったという経験はありませんか。私自身、大事なテストの前なのについテストと関係のない教科の勉強をしてしまうということがあります。これは「逃避行動」と呼ばれ、普段は取り組まないことなのに、あえて大事な作業の前に他の作業に没頭してしまう行動のことを指します。大事な作業で失敗しても、自分にはその作業のための十分な時間が残されていなかったからだと、自分自身に対する言い訳を作り出してくれるのだそうです。時間は貴重なものです。「思い立ったが吉日」というように、この本を読んで興味を持ったものがあれば、ぜひ試して下さい。」
 
第19回ランチタイム・ビブリオバトルat校長室 2017.11.9
 11月6日(月)、各クラスから生徒6名が集まり、それぞれ選んだ本についてプレゼンしました。
 エントリーされた6冊は、次のとおりです。
・芳沢光雄『賢い人は算数で考える』日経プレミアシリーズ
・西多晶規『悪夢障害』幻冬舎新書
・千野栄一『外国語上達法』岩波新書
・百田尚樹『雑談力』PHP新書
・百田尚樹『鋼のメンタル』新潮新書
・磯田道史『天災から日本史を読みなおす』中公新書
 参加者による投票の結果、第19回のチャンプ本には、16組の澤田啓世君(写真、右端)の推薦した芳沢光雄『賢い人は算数で考える』(日経プレミアシリーズ)が選ばれました。以下は、澤田君のコメントです。
「僕のオススメの本は、芹澤光雄さんの『賢い人は算数で考える』です。興味深いテーマがありました。三脚テーブルと四脚テーブル、どちらが安定するかという話題です。大半の人は四脚テーブルの方が安定すると考えますが、筆者はその逆を主張します。主張の中で使われているのはなんと中学校の教科書の内容で、見事に証明されています。他にも、おもしろい話題が多く盛り込まれています。数学や算数が苦手だという人も安心してください。使われている定理や公式は小学校や中学校で習うものばかりです。日常を少し冷静になって算数を見つめ直して新しい発見をしてみませんか。」
 
第20回ランチタイム・ビブリオバトルat校長室 2017.11.9
 11月7日(火)、各クラスから生徒5名が集まり、それぞれ選んだ本についてプレゼンしました。
 エントリーされた5冊は、次のとおりです。
・永田和宏『近代秀歌』岩波新書
・松波信三郎『死の思索』岩波新書
・能登路雅子『ディズニーランドという聖地』岩波新書
・暉峻淑子『ゆたかさの条件』岩波新書
・筒井冨美『フリーランス女医は見た医者の稼ぎ方』光文社新書
 参加者による投票の結果、第20回のチャンプ本には、12組の渡辺恵さん(写真、左から2番目)の推薦した能登路雅子『ディズニーランドという聖地』(岩波新書)が選ばれました。以下は、渡辺さんのコメントです。
「この話は題名の通り、カリフォルニアのディズニーランドについての話である。ディズニーランドという場所がどのような背景のもとで作られたのか、また、どのようなコンセプトがあるのかが分かる。アトラクションだけでなく、パーク内の至る所で現在・過去・未来の「アメリカ文化」が反映されている。これを作ったウォルト・ディズニーは、幼少期、貧しい生活を送っていて、これらの経験などが、「地球で一番幸せな場所」というコンセプトのパークの構想にも大きく影響していた。この本の著者である」能登路雅子さんは、東京ディズニーランドの建設にも関わっていたり、アメリカ現地で働いた経験があったりなど、ディズニーランドの表だけでなく、裏からの視点でも書かれている。」
 
恩田陸さんが県特別功労賞を受賞しました 2017.11.14


































 茨城新聞 平成29年11月14日付け
 
水戸一高・芸術の世界 8 平成29年度日展より 2017.11.18
 現在、東京六本木の国立新美術館で、平成29年度日本美術展覧会(日展)が開催されています。
 書の部門で、本校芸術科の川野邉泰司(号:泰雲)先生は、出品した「蘇軾詩」(左写真中央の作品)で見事10回目の入選を果たしました。
 川野邉先生はこの作品について、次のように述べています。
「今年の出品作は,のどかな春の情景を詠んだ蘇軾の詩です。「ひと雨さっと通り過ぎたあと、池の浮き草が寄り集まり、辺り一面蛙の声がにぎやかだ。海棠の花の盛りはまったくの夢のように過ぎ去って・・・・(中略)・・・・木芍薬の花が百花のしんがりをつとめて晩春に咲き誇っている。」一年間試行錯誤して,ようやく仕上げたものですが,この作はたまたま墨と紙との調子がうまくかみ合って生まれたようなところがあり愛着を感じています。10度目の入選が果たせましたことは感無量です。多くの皆様のご支援あってのことと深く感謝致しております。ありがとうございました。」
 また、前本校芸術科教諭で日展会員の町田博文先生は、「新雪の沃野」(写真右)という作品を出品され、茨城新聞の記事では「雪が積もる荒涼とした大地を背景に女性のもの憂げなまなざしがが際立つ。彼女がたどってきた人生の山河をも表現した」と紹介されています
 
第21回ランチタイム・ビブリオバトルat校長室 2017.11.24
 11月10日(金)、各クラスから生徒5名が集まり、それぞれ選んだ本についてプレゼンしました。
 エントリーされた5冊は、次のとおりです。
・姜尚中『悩む力』集英社新書
・齋藤孝『「文系」こそ武器である』詩想社新書
・齋藤孝『大人の精神力』ベスト新書
・初野晴『退出ゲーム』角川文庫
・鈴屋二代目タビー・井原渉『なぜ人々はポケモンGOに熱中するのか?』リンダパブリッシャーズ
 参加者による投票の結果、第21回のチャンプ本には、13組の松本美音さん(写真、右から2番目)の推薦した姜尚中『悩む力』(集英社新書)が選ばれました。以下は、松本さんのコメントです。
「私たちが生きていく中で、「悩み」はつきものです。例えば勉強、部活、そして人間関係のこと。私も今、自分の将来のことで悩んでいます。悩みがあるとそれに気をとられ、多のことを楽しめません。悩みなんてない方がよいのでは、そう思いませんか。しかし、この筆者は「役に立つ人より悩み苦労した人の方がよい」と言います。私はこの言葉の意味を考えました。この言葉はきっと、様々な知識を持っている人や優れた技術を持っている人よりも、様々なことに悩み、悩みに真剣に向き合って自分自身の考えを持った人の方がよい、という意味ではないでしょうか。私はこの言葉をもとに、自分の将来について真剣に考えたいと思います。」
 
第22回ランチタイム・ビブリオバトルat校長室 2017.11.24
 11月14日(火)、各クラスから生徒7名が集まり、それぞれ選んだ本についてプレゼンしました。
 エントリーされた本は、次のとおりです。
・磯田道史『天災から日本史を読みなおす』中公新書
・本川達雄『ウニはすごい バッタもすごい -デザインの生物学』中公新書
・竹内薫『理系バカと文系バカ』PHP新書
・鳥飼久美子『話すための英語力』講談社現代新書
・ジェリー・ミントン『うまくいっている人の考え方』ディスカヴァー携書
・橋田壽賀子『安楽死で死なせて下さい』文春新書(2名)
 参加者による投票の結果、第22回のチャンプ本には、12組の工藤大貴君(写真、右から4番目)の推薦した本川達雄『ウニはすごい バッタもすごい -デザインの生物学』(中公新書)が選ばれました。以下は、工藤君のコメントです。
「ウニが歩くとき、どこを前にして歩くのか。球形なのだから、全方位に適当に歩いているように思えるが、実は、そうではない。バフンウニを例にとってみると、彼らは元いた岩場に戻るときには、元々岩に接していた部分を前にして戻る。こうすることによって、元の休んでいた岩場に正確に戻ることができるからであり、これにはなんとウニの「記憶」が関係している。このように、本書では「なぜヒトデは星形なのか」「なぜ昆虫はみな小さいのか」などなど、地味だが、考えてみるととても奥深い「生物のデザイン」について、豊富な写真や挿絵を交えてわかりやすく説明されている。この本を読めば、コミュ英のレッスン7も楽しめるハズ。昆虫関連のマンガや映画作品もまた違った視点で見られるようになると思うので、ぜひ読んでみてください。」
 
本城橋たもとの紅葉 2017.11.30
 今日で11月も終わり、明日からは師走を迎えます。
 秋の彩りに覆われていた水戸城跡も、舞い散る落ち葉とともに日ごと冬の装いに変わっていくようです。
 昼休み、本城橋とテニスコートの間にある紅葉が、晩秋の陽光に輝いていました。
 毎朝この場所を通り登校する生徒の皆さんは、本当に幸せだと思います。皆さんが水戸一高での学校生活で身につけた「至誠一貫」「堅忍力行」の精神を、あらゆる場面で発揮してほしいと願います。水戸城跡に立つ木々も、皆さんを見守りながらそう願っているのではないでしょうか。
 
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